三重県は「LGBT」など性的少数者への差別を禁止する条例の制定する方針を発表しました。条例には、本人の了承なく性的指向を暴露する「アウティング」の禁止が、都道府県で初めて盛り込まれる見通しです。

鈴木三重県知事:
「多様な性的指向、性自認に関する新たな条例の制定に取り組みます」

 三重県の鈴木知事はきょうの6月議会で、LGBTなどの人に対する差別を禁止する条例を制定する意向を明らかにしました。

 同様の条例は、すでに東京都などが制定していますが、性的指向や性自認を本人の了解なく暴露する「アウティング」の禁止を、都道府県で初めて盛り込む方針です。

 新型コロナウイルスを巡り、LGBTの人が差別や偏見を恐れて検査が難航する可能性もあり、三重県では多様性のある寛容な社会を目指し、新型コロナの集団感染が発生した際にも協力を得られやすい環境を作りたいとしています。

 条例は今後、罰則を含めた具体的な内容について有識者会議を設置して検討し、年度内の制定を目指すとしています。

(最終更新:2020/06/03 20:59)