8日の朝方にかけて東海地方は記録的な豪雨に見舞われました。午前中、岐阜県に出された「大雨特別警報」は、すでに「警報」に切り替わりましたが、飛騨川が氾濫。今もなお山間部でおよそ4000人が孤立しています。

 滝のように降り続く雨。停滞する梅雨前線に湿った空気が流れ込み、7日夜から岐阜県を中心に非常に激しい雨が降りました。

 午前6時半ごろに大雨特別警報が発表され、下呂市萩原では414ミリ、高山市宮之前では309.9ミリとそれぞれ24時間の降水量として観測史上最大を記録。

この豪雨で、下呂市中呂付近で飛騨川がおよそ100メートルにわたって氾濫し、下呂市内だけで住宅22棟が床上浸水するなど被害が出ています。

 さらに各地で土砂災害が相次ぎ高山市滝町では、住宅3軒に土砂が流入しました。

 また道路の寸断で身動きが取れなくなり、下呂市や高山市であわせておよそ1600世帯、およそ4000人が孤立状態になっています。

(リポート)
「木曽川のすぐ側にある岩の上に立つ家の屋根が、吹き飛ばされています」

 そして、八百津町では突風が発生し、住宅など41棟に被害がありました。

 愛知県豊橋市でも、突風で住宅の屋根が飛ばされたり、工場のトタンがはがれるなど被害が相次ぎ、気象台が午後現地を調査しました。

 これまでに各務原市のグラウンドの側溝で男性の遺体が見つかっています。気象台は、引き続き大雨の恐れがあるとして、警戒を呼びかけています。