新型コロナウイルスの感染拡大を受け、愛知県は8月6日から24日までの期間で、県独自の「緊急事態宣言」を出すと発表しました。お盆の期間中の県を跨ぐ帰省や、不要不急の行動、移動の自粛を求めます。

大村愛知県知事:
「愛知県の厳しい状況を鑑み、新型コロナウイルス感染症につきまして、愛知県独自の緊急事態宣言を発出をさせていただきたいと存じます。区域は愛知県全域、期間は8月6日木曜日から8月24日までの19日間。お盆休みの帰省、また旅行につきましては、特に帰省につきまして、ご家族の方々と今一度ご相談をしていただいて、不要不急の県をまたぐ移動の自粛をしていただくお願いをさせていただいたということを踏まえてですね、今一度お考えをいただき、適切な行動をとるようにお願いを申し上げる次第でございます。今日までの厳重警戒、オレンジゾーンという第三ステージから、明日8月6日から、愛知県独自の緊急事態宣言を発出をさせていただきたいと存じます」

 愛知県独自の緊急事態宣言の期間は8月6日から24日までで、お盆の時期を挟むことから、県を跨ぐ帰省や不要不急の行動、移動の自粛を求めます。

 また5、6人以上の会食や宴会を自粛し「3つの密」が生じる場所での利用を避けるよう求めるとともに、特に県内の感染者の7割を占める20-30代の若い世代に、自覚を持った行動を呼びかけます。

 一方で、現在、名古屋市中区の錦三丁目など、一部の繁華街に限定して出されている休業や営業時間短縮の要請については、エリアの拡大は行わないとしています。