新型コロナ対策で不可欠なのが愛知県と名古屋市の連携です。6日、自民党の県議団と市議団が河村市長に愛知県との連携強化を要望しましたが、こんな一幕がありました。

 6日朝、河村市長に愛知県と名古屋市の連携強化を要望した自民党の県議団と市議団。

 県と市は新型コロナ対策で連携が必要ですが、例えば錦三丁目での感染防止の呼びかけはそれぞれ別の日に実施したり、「あいちトリエンナーレ」の費用負担を巡って法廷で争うなど、知事と市長の関係を危ぶむ自民党が仲介に乗り出しました。

 ところが…。

横井利明市議:
「定例の知事と市長の懇談の場というものを、コロナというものを介しながら例えばやってみるとか」

河村市長:
「コロナはきちっとやりますけど、訴えられとるもんですからね」

渡辺義郎市議:
「副市長と副知事で、このレベルでも一つやるとどえらい違ってくると思うな」

河村市長:
「副市長は直ちにやるように」

 副知事、副市長の協議には賛同したものの、トップ同士の会談には後ろ向きな姿勢を見せた河村市長。このままでよいのでしょうか。