新型コロナウイルスの拡大と、終戦75年で命の重みを伝えたい。名古屋のランドマーク「オアシス21」に、「命」の文字が浮かびました。

 オアシス21の水面に浮かべられた、力強い「命」の文字。

 ミラノ万博に出演するなど、世界で活躍する書道家・一ノ瀬芳翠さんが手掛けました。

 終戦75年の今年、新型コロナウイルスが蔓延するなか、命の重みを伝えたいという願いがこめられています。

 作品は10m四方の布に書かれていて、10人がかりで水に浮かべられました。

書道家の一ノ瀬さん:
「うつむきがちになる状況の中、この作品をご覧になりながら、上を向いて歩こうという気分になっていただきたい」

 作品は、8月31日まで展示されています。