分党問題で揺れる国民民主党の愛知県連は17日、緊急の幹事会を開き、所属する国会議員や地方議員らに玉木代表が分党を表明するまでの経緯が説明されました。

 緊急の幹事会には、国民民主党愛知県連に所属する国会議員や地方議員らおよそ30人が出席し、衆議院愛知2区選出の古川元久県連代表が立憲民主党との合流協議や、玉木代表が分党する意向を表明するまでの経緯を説明しました。

 参加した議員に、立憲民主党との合流に加わるか、玉木代表が立ち上げる新党に参加するか、意向を問うことはありませんでしたが、出席者からは「県連として意見をまとめて欲しい」という声があがったということです。

古川代表:
「もちろん、県連全体として行動ができれば、それに越したことはありませんが、しかし、そこは最終的にはそれぞれの皆さん方の判断を尊重するべきだと」

 一方、立憲民主党愛知県連でも所属する全ての議員を対象に会合が開かれ、国民民主党の議員らと新たに作る党の名前と代表を決める投票を9月始めまでに実施することなど、今後のスケジュールの説明がありました。