安倍総理大臣は28日夕方、辞意を表明しました。東海地方では、各県の知事や市長がコメントしています。
 
 2016年の伊勢志摩サミットを開催地の知事として迎え、第1次安倍政権では総理官邸のスタッフとして支えてきた、三重県の鈴木英敬知事は…。

鈴木三重県知事:
「三重県としましては、まず1つはG7伊勢志摩サミットをこの地で開催していただいたこと。大変ありがたい思いです。お体のこととはいえですね、痛恨の極み、苦渋の決断であったと思いますけれども。総理のそういう思いに馳せるとですね、言葉も出ない」

さらに、愛知県の大村秀章知事は…。

大村愛知県知事:
「正直言って大変驚いたというのが率直な感想であります。驚きました。最後こういう形で任期を残しでですね、職を辞されるということについては、その心中を察するにですね、本当に大変残念、本当に断腸の思いではないかという風に拝察をいたします」

岐阜県の古田肇知事は…。

古田岐阜県知事:
「安倍総理は地方創成を掲げですね、地方の問題に大変心を寄せていた。そういう意味でも私どもとしては、今回の辞任については大変残念」

名古屋市の河村たかし市長は…。

河村名古屋市長:
「色々あっても長い間お疲れさまでしたというのは、まず1つですね。まあよう頑張っとらした、僕から見とる限りね。森友・加計学園問題を含めて、財務省で自ら命を絶たれた方の遺言書の話だとか、やっぱり非常に苦しかったんだと思いますよ、実は」