新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、名古屋市営バスと地下鉄が大幅な減収になっていることがわかりました。

名古屋市交通局の担当者:
「乗車料収入は、市バスで12億円、地下鉄は94億円の減収となっております」

 名古屋市交通局は16日の市議会本会議で、今年4月から7月までの乗車料収入が、去年の同じ時期と比べて地下鉄は94億円、市バスは12億円減ったことを明らかにしました。

 新型コロナの感染が拡大した影響で、1日当たりの利用者が地下鉄はおよそ48万人、市バスはおよそ8万人減ったということです。

 今後は利用客が回復することも見込まれることから、新型コロナ対策で地下鉄の朝夕の混雑状況を、ホームページで公表する取り組みを始める方針も示しています。