名古屋大学で28日、秋の卒業式が開かれ、留学生を含む200人ほどの学生が学び舎を後にしました。新型コロナ対策を講じての卒業式です。

 名古屋大学の豊田講堂で開かれた秋の卒業式には、10月入学の34カ国165人の留学生を含むあわせておよそ200人の大学生らが出席しました。

 新型コロナの影響で今年は秋の入学式は中止となりましたが、学生らの強い要望もあり、座席の間隔を空けマスクやフェイスシールドを着けるなど、感染対策をして卒業式は開かれました。

 式では松尾清一総長が「勇気ある知識人として大学で学んだ知識を活かし、挑戦し続けてほしい」などと卒業生を激励しました。

台湾からの留学生:
「新しい生活が楽しみです」

大学4年生の女性:
「オンライン授業になって、全く友達と会えない状況が半年くらい続いてたので(卒業式が出来て)本当にうれしい限りです」

 卒業生らは友人らと写真を撮るなどして、門出の日を祝いキャンパスを巣立っていきました。