岐阜県の古田肇知事が来年1月の知事選に5選を目指し、出馬する意向を固めたことが分かりました。

 関係者によりますと、古田知事(73)は任期満了に伴う来年1月の知事選に、5選を目指して出馬する意向を県選出の複数の自民党国会議員に伝えました。

 古田知事は岐阜市出身で、梶原拓前知事からの後継指名を受け、経済産業省を退官後2005年に初当選。5選となれば在任期間は県政史上最長です。

 一方で、古田知事の5選に慎重な姿勢を示している自民党岐阜県連では、12日緊急の総会を開き、今後の対応を協議。先ほど県庁で県連幹部が古田知事と会談しましたが、その場では出馬について明言しなかったということです。

 岐阜県知事選は来年1月7日告示、24日投開票で、これまでに無所属新人で元県職員の新田雄司氏(36)が立候補を表明しています。