愛知県一宮市出身の豊島将之竜王が獲得した2つ目の将棋のタイトル、「叡王」の就位式が20日、行われました。

 紋付き袴姿で登場した豊島将之新叡王(30)。9月に永瀬拓矢王座(28)から「叡王」のタイトルを奪いました。

 叡王戦は3年前に昇格した一番新しいタイトル戦で、本来七番勝負ですが、将棋の引き分けにあたる「持将棋」が二度あり、今期は異例の「九番勝負」となりました。

豊島新叡王:
「今回の叡王戦で上達するためのヒントをたくさんいただけたと思っています。それを生かして、これから時間をかけて形にしていけたらと思っています」

 豊島新叡王の次の対局は名古屋。22日から「竜王」のタイトル防衛戦第二局で、羽生善治九段(50)と対局します。

※画像と動画は「niconico」提供