愛知県の公立高校入試では、現在2回学力試験が行われていますが、2校受験できる制度を維持したまま、試験を1回にする方針が示されました。

 見直し案は、6日午後に開かれた中学校や高校の教師、大学教授らによる有識者会議で示されました。

 2校受験できる現在の制度では、AグループとBグループから1校ずつ選び、それぞれのグループについて学力試験がありますが、見直し案では2校受験できる制度は維持しつつ、2回の学力試験を共通の試験1回にするとしています。

 また、現在一般入試で必ず行われている面接について、それぞれの高校が実施するかしないかを判断できるように変更するとしています。

 愛知県教育委員会は、現在の中学1年生が高校を受験する2023年春から新制度を導入したいとしています。