12月、中部国際空港に初就航するLCC=格安航空会社「ピーチ・アビエーション」が、年明けから沖縄にも路線を開設することがわかりました。

 ピーチ・アビエーションは20日、来年1月22日から中部空港発着の那覇便と石垣便を新たに開設し、毎日1往復ずつ運航すると発表しました。

 新型コロナの影響で航空需要が低迷する中での新規就航について、ピーチの森健明CEOは「那覇便と石垣便は早期の需要が見込めるうえ、すでに他の空港からの発着があり、就航のコストを抑えられるため」と説明しています。

 ピーチはこれまでに、新千歳便と仙台便を12月24日から開設することを決めていて、これで中部発着のピーチ便は4路線となります。

 ピーチは、国際線に使う機材や人員を需要が見込める国内線にシフトさせる動きを進めていて、今後の路線拡大にも意欲を見せています。