名古屋市の北保健センターが紛失していた新型コロナのPCR検査を受けた人の個人情報が載った名簿が20日、見つかりました。名簿は敷地内の植え込みの中に落ちていたということです。

 北保健センターは11月16日、ドライブスルー形式のPCR検査を受けた13人の氏名や電話番号、関係する感染者7人の氏名などが書かれた名簿を紛失していました。

 名簿はバインダーに挟んでいて突風に飛ばされたため、職員らが周辺の探索を続けていました。紛失から4日たった20日午前11時半ごろ、北保健センターの職員がドライブスルー検査会場の敷地にある植え込みの中から雨にぬれた紙のようなものを見つけ、引っ張り出したところ名簿でした。

 北保健センターは「個人情報を扱っていることの重要性について、職員に対して再度周知徹底しました」としています。