愛知県豊田市で小中学生が昔ながらの和紙作り「カンゾカシキ」を体験です。

 豊田市北部の小原地区は古くから和紙作りが盛んで、15日は地元の小中学生およそ60人が、原料となるコウゾの木の皮をはぎ取るカンゾカシキと呼ばれる作業に挑戦しました。

 生徒たちは専用の大きな窯から2時間ほど蒸し上げたコウゾの木を取り出すと、端から手際よく皮をはぎ取って行きました。

 はぎ取った皮などで作られた和紙は、来年度に豊田市内の一部の小中学校で卒業証書として使われます。