立憲民主党は次の衆議院選挙三重4区に三重テレビアナウンサーの坊農秀治さんを候補者に擁立する方向で最終調整していることがわかりました。

 坊農秀治さんは奈良県出身の48歳で、1998年に三重テレビ放送に入社し、アナウンサーとしてスポーツ中継の実況や、三重県政担当の記者などをしていました。

 関係者によりますと、立憲民主党は去年末、党本部の衆院選候補者の公募に応募していた坊農さんに出馬を打診。立憲民主党三重県連などは1月8日の選挙対策協議会で野党統一候補として擁立する方針で合意したということです。

 1月26日に開かれる党の常任幹事会で正式決まる予定です。

 東海テレビの取材に対し坊農さんは「現時点で、何もお話しできることはありません」とコメントしています。

 三重4区には自民党現職の三ッ矢憲生衆議院議員(70)が出馬する見通しで、共産党新人の中川民英さん(53)が立候補を表明しています。