名古屋市営バスの65歳の運転士が31日夕方、営業運転中に赤信号を無視し、検挙されました。

 名古屋市南区菊住の新郊通2丁目の交差点で31日午後6時ごろ、新瑞橋発・左回り新瑞橋行の市バスが赤信号を無視し交差点を直進しました。

 パトロール中の警察官が目撃し、その場でバスを停止させ、男性運転士(65)に青切符交付されました。当時バスにはおよそ10人の客が乗っていましたが、およそ20分運行が遅れたということです。

 市の交通局によりますと、運転士は「信号の色を見落としていた。反省して今後はしっかり信号を確認していきたい」と話しているということです。

 昨年度、確認された市バスの信号無視は2件でしたが、今年度は今回の検挙を含め11件になりました。交通局は「全運転士に対し、道路交通法を遵守するよう改めて指導を徹底します」としています。