三重県は県独自の「緊急警戒宣言」について、期限である3月7日まで継続することを決めました。

鈴木三重県知事:
「前倒しで解除することはせず、今後の減少傾向を見極めた上で3月7日まで継続していく」

 三重県は26日朝の対策本部会議で「感染者の減少傾向を確かなものにしたい」として県独自の緊急警戒宣言について、当初の予定通り3月7日に解除することを正式に決めました。

 解除後もこれまで通り県境を越える移動などには慎重な判断を求めるということですが、県民限定で観光クーポンの発行などを予定していて、宿泊施設の平日の割引などを検討しているということです。

 また26日から感染者の入院病床数が8床増え392床になりましたが、鈴木知事は「入学や就職など人生の節目を迎える季節なので、引き続き慎重な対策が必要」と呼びかけました。