全国で相次ぐ山火事が相次いでいますが3日、岐阜県山県市で、山火事を想定した消火訓練が行われました。

 ホースを担いで山道を登る消防隊員。連結しながら山頂を目指します。3日朝、山県市の古城山で岐阜市消防本部が行った訓練は、山の中腹にある登山道付近から火が出た想定で始まり、登山口からおよそ800メートルにかけてホースを伸ばし、山頂付近で放水しました。

 この時期は、気温も暖かくなり登山客が増えるのに加えて、空気が乾燥していることから山火事が起こりやすく、2月から関東地方などで大規模な山火事も発生しています。

 山県消防署の田中守人副署長は「一度火が付くと大きな火災に発展しやすいので、山に入る人は十分に注意して欲しい」と話していました。