東海3県の知事は3日、オンラインで会議を開き、緊急事態宣言解除後の3月・4月も、歓送迎会や花見に伴う宴会の自粛など感染対策を徹底するよう呼びかける共同メッセージを発表しました。

 メッセージでは、緊急事態宣言が解除される中、警戒感をもって感染防止対策の徹底をお願いすると呼びかけています。

 具体的には、県民に対し3月・4月の「季節の行事」での対策の徹底として、卒業式・入学式は適切な開催方法を検討して感染防止対策の徹底を求めています。

 歓送迎会、花見に伴う宴会、卒業パーティー、新歓コンパなどは自粛するよう明記し、感染者が多数発生している地域への卒業旅行や友人との旅行、春休みの旅行は控えるよう求めています。

 また、特に緊急事態宣言が継続している首都圏の1都3県や、感染者が多数発生している地域への不要不急の移動自粛も呼びかけています。

 事業者らに対しては業種別ガイドラインの徹底や、医療機関・高齢者が多く利用する施設等では、感染拡大防止の徹底を求めています。

 愛知県の大村知事は「3月・4月は春休みで行事も多い季節で、会食の機会も多い。改めて3県で情報共有と共同メッセージを出し、引き続き感染防止対策の徹底したい」と述べました。