東日本大震災の発生から10年。11日、愛知県豊橋市の三河港では津波の避難訓練がありました。

 豊橋市の三河港で行われた避難訓練には、地元企業の社員らおよそ40人が参加。地震で津波が発生したとの想定で始まりました。

 この付近には、南海トラフ巨大地震で最大2.9メートルの津波が押し寄せると予測されていて、参加者は近くの津波避難ビルまでの経路を確認していました。

 一方、愛知県議会では、午前10時の開会時に1分間の黙祷があり、震災の犠牲者の冥福を祈りました。

 愛知県によりますと、福島、宮城、岩手の東北3県などから避難した838人が、現在も県内で生活を続けいています。