愛知県の大村知事へのリコールを巡る不正署名事件で、常滑市の市議会議員が辞職しました。

 15日付けで辞職したのは山田豪常滑市議で、「リコールの会」の事務局幹部を務め、大村知事へのリコール活動で街頭演説をするなど中心的な役割を担っていました。

 山田市議は15日午前、常滑市議会の議長に「一身上の都合」として辞職願を提出し、受理されました。

 リコール活動を巡っては、大量の署名が偽造された疑いがあり愛知県警が捜査を続けていて、山田市議は3月に警察から任意で事情聴取を受けていました。

 関係者によりますと、山田市議は周囲に「これだけの騒ぎになり大変申し訳ない気持ちだ。議員として責任を取らなければならない。一般人となったので、いずれ事件の全容を明らかにしたい」と話しているということです。