愛知県は17日、新たに361人が新型コロナウイルスに感染したことがわかったと発表しました。月曜日としては、過去2番目の人数です。

 感染が分かったのは10歳未満から90代までの361人です。月曜日に発表された新規感染者数としては、5月10日に次ぐ2番目の人数です。

 内訳は名古屋市が155人、豊橋市が18人、豊田市が14人、岡崎市と一宮市が13人、西尾市と知立市が12人、春日井市が11人、小牧市が10人、豊川市が9人、江南市と豊明市、安城市が5人、稲沢市と尾張旭市、刈谷市、高浜市が5人、新城市と日進市と清須市が4人などとなっています。

 豊田市の高齢者施設では、利用者の80代女性に感染が確認されました。この施設ではこの女性を含めて職員や利用者ら10人に感染がわかり、県がクラスターに認定しました。

 また既にクラスター認定されていた豊田市の別の高齢者施設では、利用者の90代女性に感染がわかり、このクラスターは14人になりました。

 17日は、入院していた弥富市の70代など9人が亡くなったことも発表され、県内の死者は681人になりました。

 愛知県の大村知事は17日夕方の記者会見で、これまで1215床としていた新型コロナウイルスの専門病床を300床増やし、1515床確保したと発表しました。また重症者用病床も20床増やし、146床にしたとしています。