愛知県は4日、新たに266人が新型コロナウイルスへの感染が分かったと発表しました。前日までの1週間における新規感染者の平均は約1か月ぶりに300人を下回りました。

 感染が分かったのは10歳未満から90代までの266人です。

 内訳は名古屋市123人、岡崎市20人、豊橋市15人、春日井市11人、豊田市と一宮市、小牧市、刈谷市が7人、安城市と西尾市、田原市が6人、犬山市5人などとなっています。

 1日当たりの新規感染者が前週同曜日より少ないのは13日連続です。

 一宮市の80代男性と70代女性は、クラスターに認定されている市内の高齢者施設の利用者で、このクラスターは56人になりました。

 また岡崎市民病院で発生したクラスターでは、新たに患者ら11人の感染が発表されました。このクラスターは22人になりました。

 4日は入院していた70代の男性など8人が亡くなったことが発表され、県内の死者は832人になりました。

 県によりますと新規感染者数の7日間平均は、3日時点で293.3人と4月30日以来約1か月ぶりに300人を下回りました。

 入院者数の7日間平均は3日時点で967.6人と依然高い水準のままです。