名古屋市への国からのコロナワクチンの供給量が減ることについて、河村市長が反発です。

河村名古屋市長:
「ちゃんと言う事は厚労省に言います。余っとるワクチンはにゃあと」

 名古屋市の河村市長は、国から8月前半に供給されるワクチンが、当初の計画より1割少ないおよそ14万5000回分に減らされることについて、不満を露わにしました。

 国はこれまでの供給量と最近の接種実績から「余っている」と判断したとしていますが、名古屋市は市外の人への接種もあり、その場合は市の接種実績に反映されず、在庫量とずれが生じることなどから「余っていない」としています。

 市は12日、8月の集団接種での1回目接種の予約枠を7月の半分以下の3万2700人に絞るとしましたが、さらに減らすかは今後判断するとしています。