今、若者を中心に大流行のタピオカ。名古屋・大須の商店街で、人気ナンバーワンの店を決める「タピオカサミット」が始まりました。一方で、イベントには大須が抱える問題を調査する狙いもあるようです。

 夏休みの名古屋・大須商店街を歩くと、あっちを見てもこっちを見ても、みんなが持って飲んでいるのは「タピオカ」。

女子高生:
「丸くてかわいい」

会社員の男性:
「大須に来たら飲みます」

会社員の女性:
「週1回は必ず飲みます。何回飲んでも飽きないです」

 その大須商店街では9日から「タピオカサミット」が始まりました。参加する16のお店からお客さんが気に入ったタピオカ「推しタピ」に投票し、1位を決めます。

 投票方法は、出店しているお店の中から選んでタピオカを買って、飲み終わったストローをそれぞれのお店の投票箱に入れるだけ。公式ツイッターとインスタグラムにその日の1位が発表され、最終日には全体の1位が決定します。

 一方で、サミット開催の背景には、大須が抱えるある問題がありました。

(リポート)
「大須の街を歩いてみますと、至る所にゴミが落ちているのが受けられます」

 ゴミの「ポイ捨て」。最近では飲み終わった「タピオカ」も多く見られます。

 主催者に話を聞くと…。

サミット実行委員会の中野さん:
「今大須で非常に問題になっているゴミ問題を解決しようというところから始まってまして、タピオカのゴミとか、缶・ペットボトルが非常にある中で、タピオカを使って盛り上げながら大須のゴミ問題を解決していこうというイベントです」

 実行委員会が今年6月に調査したところ、ポイ捨てのうち3割がタピオカだったことが判明しました。では、なぜタピオカの飲み残しをポイ捨てしてしまうのでしょうか。

会社員の女性:
「かさばりますね。つい置きたくなってしまう気持ちは分からなくはない…」

会社員の男性:
「捨てる場所がないので(困る)」

 街中にゴミ箱がないため「ポイ捨て」するという声が…。これを受け今回の「サミット」期間中、公共のゴミ箱を特別に設置し、どの程度商店街の美化に効果があるか調べています。

実行委員会の中野さん:
「好きでポイ捨てしてるわけじゃないとは感じるので、そういった対策も今後できたらと思います。まずはやはり皆さまの意識付けが大事かなと思っていて、来てくれるお客さんに対しても、啓発していきたい。綺麗な街で食べ歩きしてほしい、買い物してほしいです」

 サミットをきっかけに大須の街はキレイになるのでしょうか…。「タピオカサミット」は8月25日まで開かれています。