39人中4人を“肺炎の疑い”で搬送…クルーズ船から到着の新型コロナ感染者ら第3陣 愛知の医療施設

新型コロナウイルスの感染者を受け入れている愛知県岡崎市の医療センターに20日夜到着した39人のうち、4人に肺炎の疑いがあり搬送されました。一方、医療センターには感染者らを励まそうと地元からの支援が集まっています。
藤田医科大学岡崎医療センターには、20日夜11時半ごろ、ダイヤモンド・プリンセス号から第3陣となる乗客39人が到着しましたが、このうち4人に肺炎の疑いがあり、愛知県内の医療機関に搬送されました。
医療センターでは19日未明からこれまで3回にわたり乗客ら96人を受け入れています。このうち13人が肺炎の疑いで搬送されましたが、1人はインフルエンザと診断されています。
医療センターによりますと、21日は国からの要請がないため新たな到着の予定はないということです。
また21日は、地元の農家の人たちが医療センターを訪れ、滞在する人たちを励まそうとイチゴや米などを差し入れました。
医療センターには、20日も特産の八丁味噌などが差し入れられるなど、地元では支援の輪も広がってきています。
(最終更新:2020/02/21 11:59)