新型コロナウイルスの感染拡大による県内への影響を調べるため、三重県の鈴木知事は旅館や酪農を営む業者から直接話を聞き取りました。

 三重県の鈴木英敬知事が飲んでいるのは「大内山牛乳」。県内の7割の学校給食で提供されています。

 感染拡大が止まらない新型コロナウイルスの影響を直接聞き取るため、鈴木知事は12日、大紀町にある生産者のもとを訪れました。

 この組合では給食用の牛乳として3月で238トンを見込んでいましたが、学校の休校によって給食が中止に。練乳に加工するなどして対応していますが、生産者からは「加工に回すと単価が下がるので、なんとか需要を作り出してほしい」などの声が上がりました。

 また、鳥羽市の旅館の経営者らとも面談。鳥羽市では旅館やホテルの宿泊のキャンセルが相次いでいて、1年で2番目に人が訪れる3月の売上が半分以下になってしまう可能性も。経営者からは資金繰りへの不安の声や終息後の観光PRの要望などが出されました。

鈴木三重県知事:
「深刻な状況を生の声でお伝えいただいた。業種によってそれぞれに困っていること、不安が違うということを改めて実感しましたので、きめ細やかに対応していく」
(最終更新:2020/03/12 19:06)