新型コロナの影響で…東海3県で4年以上続いた景気の拡大止まる 日銀名古屋支店長「人の動き鈍く」
新型コロナウイルスにより拡大する経済への影響。日銀名古屋支店は東海三県の景気拡大がストップしたことを明らかにしました。
日銀・清水季子名古屋支店長:
「国内でも外食自粛の動きが広がったことで、人の動きが全体的に鈍くなっています。家計消費にも、下押し圧力が働くようになっております」
日銀の清水季子名古屋支店長は13日、3月の東海三県の経済動向についてこのように述べ、2016年1月から4年以上続いた景気の拡大が止まったことを明らかにしました。
新型コロナウイルスの感染拡大で外出の自粛などが増え、飲食業や宿泊業などのサービス業を中心に、減速感が強くなっていることが主な要因です。
また、13日は日経平均株価が一時暴落し3年4か月ぶりに1万7000円台を割るなど、ここ最近の金融相場の乱高下については「実体経済に直接的な影響があるとは考えていない」としました。
証券会社勤務の男性:
「下がるスピードについていけてない状態だから、立ち直れないっていうか。かなりの痛手を受けるるね、今回でね」
女性:
「私も焼肉屋でバイトしてて、お客さん結構少ないですね」
連れの男性:
「旅行行く予定だったんですけどその旅行もキャンセルしてっていう感じで…」
(最終更新:2020/03/13 17:51)