名古屋市千種区の感染症指定病院に勤務する20代の男性看護師が、29日、新型コロナウイルスの陽性と判定されました。この病院は、2月中旬から26人の陽性患者を受け入れていて、男性も対応にあたっていたということです。

 新型コロナウイルスの感染がわかったのは、千種区の東部医療センターに勤務する20代の男性看護師です。

 男性は27日に38度台の熱や下痢、嘔吐の症状が出て28日にこの病院で受診し、29日、新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 この病院は「感染症指定病院」で、名古屋で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認された2月中旬から、患者を受け入れていて、男性もスタッフとして対応にあたっていたということです。男性は入院患者から感染したとみられています。


 病院では、過去2週間に遡って男性と濃厚接触した可能性がある医師3人と看護師23人を、30日から4月10日まで自宅待機とすることにしています。

 またこの26人については、全員に遺伝子検査を実施するということです。

 この影響で東部医療センターでは、新型コロナウイルス以外の呼吸器系疾患の診療などをしていたスタッフをシフトさせることにしています。

 このため、29日から4月11日午前8時45分までの間、新型コロナウイルス以外の呼吸器系疾患について、新規の入院の受け入れを制限します。

 また、新型コロナウイルスの新規の感染者についても、入院の受け入れを同じ期間でストップします。

 この病院では、これまでに26人の感染者を受け入れていて17人が退院し、現在も9人が入院しているということです。

 愛知県では29日、一宮市の60代女性と瀬戸市の50代女性の感染も確認されていて、感染者は167人(うち死者19人)となっています。