東海地方の多くの学校で7日、始業式が行われました。8日から再び休校という学校では1日だけの登校に…。再会を喜ぶ声が上がる一方、新型コロナウイルス感染への不安から、欠席した児童もいました。

 青空のもとの始業式となった、名古屋市北区の清水小学校。

<教師>
「大きく間隔をあけていきます」

 児童たちは新型コロナウイルス感染予防のため、2メートルほど離れて座っていました。

 名古屋市の公立小中学校では8日から再び休校。1日だけの登校となりましたが、およそ40日ぶりの再会に子供たちからは喜びの声が上がりました。

小6の男子:
「久しぶりにみんなと会えて楽しかった」

別の小6男子:
「うれしいですね、やっぱり。超楽しみに来たので、学校に」

 教室で、新学年の教科書とともに配られたのは復習用のプリント。休校中に自宅学習できるよう用意された課題です。

鈴木登美雄校長:
「2週間の間に子どもたちに、どんな課題を出したらいいかとかまず洗い出そうということで、午後から会議を予定していたんですが飛ばして。ちょっと時間がかかって、夜までかかってしまいましたね」

 一方、感染への不安から学校を欠席する児童も…。こちらの小学校でも7日欠席した24人のうち16人の保護者から「新型コロナウイルスが心配だから休ませる」と連絡があったといいます。

鈴木校長:
「明日からまた2週間休みなので、今日無理してくる必要ないですから。お子さんの体調の心配ですとか、家族に高齢の方がいるとか色々な心配があるので、16名の方がそういう理由でお休みですけど仕方ないと思います」

 岐阜県高山市でも中学校の始業式が…。高山市立東山中学校では、感染防止のため体育館には集合せず、教室でテレビを使って式が行われました。

 4月19日まで全公立学校が休校となる岐阜県。新型コロナウイルスのクラスターが発生した、岐阜市や可児市などでは、入学式や始業式の延期を決めています。

 一方、三重県四日市市の富田小学校。6日から新学期がスタートし、7日朝もマスク姿の児童らが次々と登校しました。

 県内の公立小中学校は鈴鹿市や伊賀市、津市の一部を除き、感染防止対策をとったうえで通常通りの授業を行うことを決めています。

 その対策の一つが、教師と児童の原則マスク着用。さらに、児童らは朝晩の体温を記入した「健康観察表」を提出します。

「3つの密」を避けるため机は間隔を開け、教室は常に換気。子どもたちの話し合い活動も最小限に抑えています。

 また新学期はスタートしたものの、これまでの休校の影響が授業にも…。7日、担任の先生と一緒に正しい手洗いの仕方を復習した6年2組。あすは理科の授業を予定していますが、使うのは5年生の教科書です。

富田小学校 相馬校長:
「5、6年生については、前年度の内容で20~30時間ほど未履修の部分がありますので、ここは新しい学年の時間割にはめ込んで進めていくことになります」

 休校中に学習できなかった部分は新学期に回すこととなりました。それでも、久しぶりに戻った子供たちの元気な姿…。

富田小学校 相馬校長:
「子どもたちが元気に学校に来て学習活動を進めていくということについては、子どもたちにとっては精神的にいいことだと思っています。なんとか、この日々が続いていけばいいなと願っています」