外出禁止で滞在費は全て公費から…新型コロナの軽症感染者ら 愛知県の宿泊施設で受入開始
愛知県東浦町の「あいち健康プラザ」の宿泊施設では、新型コロナウイルスの軽症患者や症状が出ていない感染者の受け入れが9日から始まりました。
(リポート)
「今日から後ろの宿泊施設で、軽症の新型コロナウイルス感染者の受け入れが始まっています」
東浦町のあいち健康プラザにある宿泊施設では、63の客室を軽症の患者や症状が出ていない感染者の受け入れ用に確保していて、9日は6人が入所しました。
愛知県によりますと、入所者は宿泊施設がある建物から外には出られないということで、食費など滞在にかかる費用は全て公費で賄われます。
近所の男性:
「仕方ないですね。お互いに困ってるんだもんね、行く場所がなくて。こういうところがあれば利用してもらっていいんじゃないですかね」
愛知県は県内の医療崩壊を防ぐために、今後も軽症者などの受け入れを進めていきたいとしています。
(最終更新:2020/04/09 17:36)