三重県の伊勢赤十字病院が、新型コロナウイルスの検査で「陽性」と判定した60代の女性を、誤って「陰性」として本人や県に報告していたことがわかりました。

伊勢赤十字病院 楠田院長:
「検体検査に間違いが起こりました。多大なご迷惑をおかけしました。改めてお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」

 伊勢市に住む保育園調理師の60代の女性は、発熱の症状で4月15日に伊勢赤十字病院を受診し、PCR検査を受けました。

 検査の結果は「陽性」でしたが、病院は誤って「陰性」と県に報告。さらに、女性に対しても20日に「陰性」と報告していました。

 女性に誤った検査結果を伝えた3日後の23日に、病院側が間違いに気付き、県などに報告したということです。

 現在、女性は県内の医療機関に入院していて、発熱はあるものの軽症です。

 伊勢赤十字病院によりますと、検査機関からFAXで送られてきた結果を、臨床検査技師が電子カルテに打ち込む際に、誤って入力したことがミスの原因だということです。

 女性は、誤った検査結果を伝えられたあと、自宅で療養していましたが、その間に別の医療機関を受診していました。
(最終更新:2020/04/24 17:50)