愛知県は6月1日から公立学校を再開する方針ですが、再開後の2週間について、児童・生徒を半分ずつに分けて分散登校させる「愛知県独自の対策」を打ち出しました。その仕組みと県民の声をまとめました。

 4日、愛知県が示した「分散登校」の方針。6月1日からの学校再開について、再開後の2週間は児童や生徒を「半分ずつ」2つのグループに分けて登校させる、独自の対策を打ち出しました。

 愛知県が示した案では、小中学校は児童・生徒が半分ずつ1日おきに登校。登校しない日は自宅学習に。

 そして高校は、1クラスを半分に分け、午前と午後に分けて登校させる半日授業に。公共交通機関で通学する生徒が多い学校は、時差登校にするとしています。

 この「分散登校」の案、「学校再開を小学1年と6年、中学3年を優先する」とした国の方針とは異なる「愛知モデル」です。

大村愛知県知事:
「学校現場にいろいろ相談したところ、学年学年というやり方よりも、ちょうど半分半分に分けて、分散登校と時差登校でやるとか、1日置きにするというような形でやっていった方が、よりリーズナブルだと、対応しやすいと」

「学校再開」に向けた愛知独自の対策に保護者は…。

小5と中2の父:
「徐々に段階的にやるのはいいかもしれないですね。半分にすれば、当然(人の)密度も半分になるということですから」

小6の父:
「不安は不安ですけど、やっぱり家にいるより学校に行った方がいいと思いますけどね」

小3の父:
「(分散登校は)なんか中途半端じゃないですか。やるんだったらやる、やらないんだったらやらないで。リスクは多少軽減されているんでしょうけど、人が集まっていれば同じような気もしますし」

小4の母:
「9月(入学)案とかもあるじゃないですか。だから、なぜ6月なのかの理由がはっきりしないというか」

小2の母:
「(学校再開が)また伸びるんじゃないかと思っているところがあるので。(6月に)始まらない気がしてますけど…」

 愛知県教育委員会は、来月15日以降は分散登校ではなく、通常通り授業を行う方針を示しています。
(最終更新:2020/05/06 12:26)