6度目の納期延期となっている、国産初のジェット旅客機「スペースジェット」。三菱重工業は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、スケジュールをさらに見直すことを明らかにしました。

 三菱重工の泉沢清次社長は11日の決算会見で、スペースジェットについて「10号機の(アメリカへの)フェリーフライトができていないので、スケジュールを見直す必要がある」と述べました。

 三菱重工は今年2月、スペースジェットの納入時期について「2021年度以降」と6度目の延期を表明。最新試験機である10号機の進捗状況を見ながら、具体的な納期を判断するとしていました。

 10号機は3月に、県営名古屋空港での初飛行に成功したものの、新型コロナウイルスの影響で飛行試験を行うアメリカへのフライトができない状態が続いています。

 アメリカへのフライトは、途中何カ国か寄航する必要もあることから見通しが立てにくく、納期に大きな影響を与える可能性もあります。