6月1日から、名古屋市内の小中学校が授業を再開します。再開に向けた準備のため、28日と29日が登校日になっていて、子どもたちは元気に登校しました。新型コロナウイルスのほか、授業の遅れを取り戻すための対策など、学校現場は対応に追われています。

 名古屋市北区の清水小学校。28日朝、全校児童の半分のおよそ170人が登校しました。

 校舎に入る前に、靴の裏を消毒。そして、教室に入る前にもしっかりと手洗い。さらに、教室のなかでは…。

 6月1日からの再開に向けて、28日と29日の2日間は全校児童を半分にわけての準備登校。30人児童がいるこの5年生のクラスでは、28日、17人が登校しました。

 まずは、長い休校期間に出されていた宿題を提出。そして時間割を配りますが…。

担任の先生:
「月曜日の6時間目は、例えば『国語の用意持ってきてね』とか、臨機応変に」

 授業の遅れを取り戻すため、急遽月曜日の6時間目に補修を追加。放課後に遊ぶ時間が少なくなる子どもたちはちょっと残念そう。

担任の先生:
「ちょっと忘れがちなのが手首。しっかり洗ってほしいなと思います」

 授業で正しい手の洗い方やマスクの付け方など、感染対策も勉強しました。

男子児童:
「久しぶりに会えてうれしいです」

女子児童:
「3つの密を避けて行動するのが大事だと思いました。(Q.『3密』覚えてますか?)密閉と密集と密接」

別の女子児童:
「手洗いうがいは、できるだけ長いほうがいい」

別の男子児童:
「コロナウイルスがまだすべて落ち着いたわけじゃないので、これからも気を付けたい」

 子どもたちは、午前だけで帰宅。しかし、先生たちの「新型コロナ対策」は続きます。

担任の先生:
「この辺に多く集まってるなとか、よく触ってるなというところは、子どもたちの様子を見て覚えておいて、下校後にしっかり消毒という形になります」

 ドアや手すりに、水道の蛇口。児童が触ったところを中心に、担任の先生が消毒。さらに…。

 名古屋市教育委員会は全ての市立の学校と幼稚園に対し、感染リスクが高いとされているトイレの清掃について、子どもたちではなく教職員がするよう通知。先生の負担は、さらに大きくなっています。

鈴木校長:
「(感染)リスクとか、『いいのかな?』と思う気持ちで掃除させるのはよくないので。学校の新しい生活様式、スタンダードにしばらくはなっちゃうんだろうな」

 学校の新しい生活様式に、現場の先生は…。

先生:
「仕事量は増えていて大変ですが、消毒とかトイレ掃除とかをすることで、みんなが安心して通えるのであれば、できるかぎり学校でやれることはやりたいなと思っています」

 名古屋市内の公立学校では分散登校は行わず、6月1日から通常通り授業が再開します。