新型コロナウイルスの影響で休園していた名古屋市の東山動植物園に、子どもたちの姿が戻ってきました。

 動植物園は先週のプレオープンを経てきょう再開。また、名古屋市科学館のプラネタリウムも、2日から上映を再開しました。

 名古屋では1か月ぶりに真夏日となった2日、東山動植物園には園内を楽しそうに散策する親子連れの姿が…。

 「東山」の人気者のコアラに、ミストで涼をとるペンギン。そして、あのイケメンゴリラのシャバーニは、日差しを避けるように屋内にいましたが、健在の様子。

来園した母親:
「動物を見せてあげたくて。動物が大好きだからね」

 先週のプレオープンを経て、2日から本格的に再開した東山動植物園。園内での密集を避けるため、入園は完全予約制にし、1日の入場者数を5000人に制限していて、事前に届いたメールが必要です。

 入り口では手を消毒するほか、動物の前に人だかりができないように、一定の距離を確保するように案内しています。

来園した母親:
「人数制限して、ちゃんと(対策を)しているなという感じがして安心しました」

別の母親:
「何枚チケットが予約されたかも分かったので、何名くらい来れるんだなというのも分かってすごく良かったです」

 席数を半分に減らして営業を再開したフードコートでは、これからの暑い季節を意識して、コアラの形をしたアイスに、かわいらしい「しろくまパフェ」も。

 長かった休園中の間には、ジャングルキャットの赤ちゃんも誕生。間もなく、かわいらしい姿がお披露目されます。

 換気が難しい屋内施設の閉鎖は続きますが、毎年恒例となっている「ナイトズー」について、東山動植物園では今後、開催の可否を検討するとしています。

 一方、名古屋市科学館でも、2日からプラネタリウムの上映が再開されました。

 再開を待ちかねた人たちが行列を作る中、午前9時過ぎに開館。入口では手だけでなく靴底もマットで消毒。さらにサーモカメラで検温も行います。

 普段は窓口でもチケットを購入できますが、混雑を避けるために、こちらもインターネットでの完全予約制です。

 6階にあるプラネタリウムへは科学館の中を通って行くことになりますが、常設展示スペースは手で触れるものが多いことから、当面閉鎖が続けられます。

 そのスペースを抜けた先に、開放感のあるプラネタリウムドームがあります。350ある座席は、科学館側が指定することで密にならないようにしますが、予約の数に制限は設けていません。

 プラネタリウムの座席は間隔が1.1メートルあり、科学館では、一定の間隔が取られていると考えていて、空席を設けることはしないということです。

 通常1日6回の上映を、当面の間は3回にして、職員が座席の消毒を徹底することにしています。

 名古屋市科学館では全館の再開については、今後の状況を見ながら判断したいと話しています。