名古屋市は15日、新たに10人に新型コロナウイルスの感染が判明したことを発表しました。このうち6人は「東京由来」の感染です。

 感染が新たに確認されたのは、名古屋市に住む10代から70代までの男女合わせて10人です。このうち30代と40代、50代の女性の3人は7月上旬にクラスターが発生した、東京都新宿区の劇場を訪れていました。

また、この劇場を訪れ、14日に感染が発表された60代女性の同僚の20代女性にも15日、感染が確認されました。

 さらに、11日に感染が確認された30代女性の家族で、50代男性と10代女性も陽性とわかりました。

30代の女性は7月上旬に東京に帰省していて、15日に感染が発表された10人のうち6人が東京の患者をきっかけに感染したとみられています。

 15日はこのほか、名古屋医療センターに勤める20代男性職員の感染も確認されました。

 名古屋市で1日に2桁の感染者が確認されたのは、4月16日以来3か月ぶりです。

 愛知県内の感染者数は、合わせて550人になりました。