名古屋市は18日、新たに保育園児2人を含む15人に新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。
市の担当者は、「市中感染という状況が生じている」と説明しています。

 名古屋市で新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、保育園児から50代までの男女合わせて15人です。

 このうち2人は、それぞれ母親も感染が判明している保育園児の女の子と男の子です。

 園児の感染で女の子が通う名古屋市立の保育園は7月24日まで、男の子が通う私立保育園は7月28日まで休園を決めています。

 また20代の男女2人は、客や従業員ら10人以上に感染が確認され、クラスターとなっている市内の飲食店で会食していたということです。

 18日に発表された15人のうち7人は感染経路が不明で、市の担当者は「市中感染という状況が生じている。名古屋市内全体に広がっている可能性がある」と話しています。