愛知県では、18日までの1週間に新型コロナウイルスの新たな感染者が1日あたり平均10人を超え、県独自の指標の「イエローゾーン」に入りました。

大村愛知県知事:
「この火・水・木・金5日間で86人ということで、状況が変わってしまいました。大変厳しい状況だと受け止めています」

 大村知事は19日、全国知事会に参加し、7月1日から18日までに94人の感染が確認された愛知県の状況について、「大変厳しい」と発言しました。

 愛知県は7月12日から18日までの1週間で、新たな感染者数が1日あたり平均10人を超えていて、県独自の指標で警告や一部規制に入るとされている「イエローゾーン」となっています。

 しかし4月は感染者のうち中等症や重症の患者が24%を占めていたことに対し、7月1日から18日までの感染者94人に重症者はおらず、大村知事は「4月の第1波とは明かに状況が違う」と話しました。

 愛知県は現段階で休業要請などはせず、「業種ごとの感染防止ガイドラインをしっかり守ってもらいたい」としています。