航空自衛隊小牧基地は28日、名古屋飛行場を出発した輸送機から部品のネジが落下していたことを明らかにしました。

 小牧基地によりますと部品が落下したのはC-1輸送機で、28日午後3時半から午後4時半にかけ、自衛隊員らを乗せて、名古屋飛行場から埼玉県の入間飛行場まで飛んだ際に、ネジが落下したということです。

 落下したのは、右エンジンのパネルを取り付けるために必要な鋼製のネジで、長さ13ミリ、直径5ミリ、重さは2グラムです。

 入間飛行場に到着した輸送機を整備員が点検をしたところ、ネジが外れているのが見つかったということです。

 落下の原因は調査中ですが、小牧基地は「飛行中の振動で落下したとみられる」としています。

※画像提供:航空自衛隊