愛知県一宮市が、総務大臣に中核市への移行を申し出ました。

 一宮市の中野正康市長は29日午後、高市早苗総務大臣のもとを訪れ、中核市への移行を申し出ました。一宮市は今後、国から政令で指定を受け、2021年4月1日から中核市に移行します。

 中核市になると、身体障害者手帳の交付や教職員の研修を自前でできるなど、市の裁量が大きくなります。

中野市長は、景観についての権限を用いて雑草を刈り取り、空き地を巡る紛争を防ぐ条例を制定するなど、一宮市独自の施策を進めていきたいとしています。