PCR検査の態勢がひっ迫している名古屋市は、検体の採取数を現在の4倍以上に増やす方針を示しました。

 名古屋市ではPCR検査のための検体の採取を、医療機関やドライブスルー方式の採取場で行っていますが、現在は1日に200件にとどまっていて、市民から「なかなか検査を受けられない」など不満の声があがっています。

 名古屋市は31日、1日あたりの検体採取の数を、現在の4倍以上にあたる876件に増やす方針を示しました。

 検体の検査も、愛知県の衛生研究所に依頼するなどして増やす方針です。