ガイドライン遵守の店には「時短」,遵守しない店には「休業」…愛知県が業種とエリア絞り「要請」へ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、愛知県の大村知事は名古屋市中区の「錦三地区」など、繁華街の飲食店などに限定した営業時間短縮や休業を要請する方針を明らかにしました。
愛知県が営業時間の短縮や休業を要請するのは、中区の繁華街である錦三丁目、栄三丁目の一部、栄四丁目にある接待を伴う飲食店や酒類の提供を行う飲食店、カラオケ店です。
県によりますと、業種別のガイドラインを遵守している店舗に対しては、営業時間を午前5時から午後8時までに短縮するよう要請し、ガイドラインを遵守していない店舗に対しては、休業を要請するとしています。
要請の期間は8月5日から20日間で、ガイドラインを守ったうえで要請に応じた店舗には1日1万円(最大20万円)の協力金を支給するということです。
一方、県独自の緊急事態宣言については「東京や大阪と足並みを揃えて対応することが大事」として、現段階では出さないとしています。