三重県は4日、新たに11人に新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。三重大学のクラスターが5人増え、15人となりました。

 新たに感染がわかったのは、三重県に住む10代から40代の男女11人です。このうち津市の10代と20代の男女5人は、三重大学医学部の医学科と看護学科の学生です。

 三重大学では、3日までに医学科と看護学科の学生10人に新型コロナの感染が確認されていてクラスターとなりましたが、5人増えて15人となりました。

 感染した学生の一部は大学の授業や部活動に参加していて、県は今後接触した学生などおよそ150人を調査することにしています。

 感染拡大を受けて三重大学では、実習などの課外授業を2週間中止し、医学部の授業は2週間オンラインで行うとしています。また、感染が懸念される建物の消毒も終えたということです。