新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため愛知県は、名古屋市中区の錦三丁目、栄三丁目の一部と四丁目でお酒を扱う店など業種を限定して、営業時間の短縮や休業を要請しました。

時短営業や休業は5日から始まり、該当エリアの百貨店のレストラン街や、一部の店舗の対応をまとめました。夜8時までの時短営業にする店、臨時休業に踏み切る店と対応が分かれていますが、中には、エリア外とエリア内に建物が分かれている百貨店もありました。

「三越」のレストラン街は通常、午後8時に閉店するため、これまで通りの営業です。

「ラシック」のレストランフロアでは酒類の提供を8時までで停止し、営業は各店舗の判断となりますが、大半が8時に閉店するとしています。

そして「松坂屋」のレストラン街は少し特殊な事情がありました。北館は、要請のエリア内に含まれますが、本館と南館は
エリアの外になっています。

このためエリア外の本館と南館は、通常通りの営業となりますが、エリア内の北館は酒類を提供のうえ、大部分が8時までの時短営業で、一部の店舗は、対応を検討しているということです。

そのほか手羽先で有名な「世界の山ちゃん」は、要請のエリア内に6店舗ありますが、そのうち集客が見込めない3店舗を
休業にし、残りの3店舗は8時までの時短営業とします。

「風来坊」はエリア内に3店舗ありますが、栄店のみ8時までの時短営業で、残りは休業としました。

エリア内に2店舗あるカレーチェーンの「Coco壱番屋」は酒類を提供のうえ、8時までの時短営業となります。

ファミリーレストランの「サイゼリヤ」も2店舗ありますが、アルコール販売を休止して午後10時まで営業するということです。