政府の観光支援事業「GoToトラベル」について、お盆を前に新型コロナウイルス対策を十分に実施しているかどうか、事業に参加している宿泊施設での調査が始まりました。

 名古屋市中村区の「名古屋マリオットアソシアホテル」には中部運輸局の職員らが訪れ、ホテルの支配人からフロントに並ぶ際に間隔を空けるなど、講じている感染防止対策についての説明を受けました。

 また、宿泊客に扮した運輸局の職員がチェックインを体験し、フェースシールドをしたスタッフによる検温の後、アクリル板で仕切られたフロントで手続きを済ませるまでの流れを確認しました。

 中部運輸局では6日から数日間、「GoToトラベル」事業に参加している宿泊施設の一部を対象に、感染対策を調査し、旅行客が増えるお盆期間に備えたいとしています。