高齢者が利用する市の施設を当面閉館へ…学校の休日一般開放も1か月延期 感染拡大止まらぬ名古屋市
名古屋市は、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない状況を踏まえ、各区にある福祉会館など高齢者が利用できる施設を再び閉館すると発表しました。
閉館されるのは、各区の福祉会館と中川区にある「老人いこいの家」で、60歳以上を対象とした健康増進やレクリエーション活動などの場として利用されています。
新型コロナの感染が拡がった春から一時閉館し、7月1日から再開していましたが、感染の再拡大を受け、再び8月11日から当面の間、閉館することになりました。
また、今年度当初から休校し、9月から再開予定だった60歳以上の学びの場の「鯱城学園」については、今年度いっぱい休校することを決めました。
市は、いずれも重症化するリスクが高いとされる高齢者への感染を予防するためと説明しています。
このほか、休日などの小学校や中学校の一般開放についても、9月から予定していた再開を10月からに延期しました。