学校でのクラスター発生など、度重なる新型コロナウイルスの影響を乗り越えた岐阜県の県岐商が11日、甲子園交流試合に出場しました。

 11日朝、応援団から激励をうけた県岐商の選手たち。

県岐商の選手ら:
「応援部・吹奏楽部の皆さんの分までしっかり頑張ってきます。岐阜の地で応援お願いします」

コロナによる困難を乗り越えて、ついに甲子園の土を踏みました。

 出場が決まっていた春のセンバツが中止に。さらに、夏の甲子園も中止が決定。

鍛治舎監督(今年5月):
「目標を切り替えてほしい。野球でもいい、勉強でもいい」

佐々木主将(今年5月):
「この先、自分たちの目標に向かって夢をつかみ取れるように頑張っていきたい」

鍛治舎監督(今年5月):
「できるとこまで一緒に頑張ってやろうや。きっとな、次の人生にそのことが生きてくるよ」

さらに7月に、学校で新型コロナウイルス感染のクラスターが発生し、岐阜県独自の大会も出場辞退しました。コロナによって、3度大会が奪われた県岐商。それでも、甲子園の舞台に立つために練習を重ねてきました。

佐々木主将:
「例年とは違う高校野球という形になったんですけど、それも自分たちの良い思い出となるので、甲子園で勝って終われるようにやっていきたいと思います」

 そして迎えた11日の試合。序盤にリードを許しますが、3回に連打でチャンスを作ります。懸命にホームを狙いますが、惜しくもタッチアウト。

 その後、試合は3点を追いかけ最終回。キャプテンの佐々木選手に土壇場でホームランが飛び出し、2点差に迫りましたが、反撃もここまで。4対2で敗れ、甲子園での勝利はなりませんでした。

佐々木主将:
「県独自の大会に出られなくなってしまって、この1試合にかける思いというのは選手みんな強かったので、この試合で今持っているものは全部出し切れたかなと思っています。やっぱり甲子園という舞台は、他の球場と違って独特の雰囲気があって、最高の場所でした」