名古屋市の緑市民病院で、入院患者や看護師あわせて13人に新たに新型コロナウイルスに感染が判明し、病院での感染者はこれで22人となりました。

 緑市民病院は14日、新たに看護師3人、看護助手2人、入院患者8人のあわせて13人が新型コロナに感染したと発表しました。

 緑市民病院では8月4日、20代男性看護師にのどの痛みなどの症状が出たため、医療スタッフや入院患者らおよそ280人に抗原検査を実施したところ、6日までに合わせて9人の陽性が判明していました。

 このほかは陰性でしたが、改めてPCR検査を実施するなどしたところ、次々と感染が確認されました。

 これで緑市民病院内の感染者はあわせて22人となりました。

 病院側は「院内感染が発生した可能性がある」として調査を進めると共に、9月1日まで新たな入院患者や救急診療は停止しますが、平日の外来診療は通常通り継続するとしています。